【天皇杯3回戦】ジャイアントキリングは5試合も!

2022年度天皇杯3回戦

6/22に天皇杯3回戦16試合が行われました。

3回戦に進出した32チームは、すべてJ1かJ2のチームです。

今年は、J3やアマチュアクラブの大躍進は起きていません。

 

 

9試合は順当な結果に

  • 福岡vs岩手:2-1で福岡が勝利
  • 鹿島vs大宮:3-0で鹿島が勝利
  • ガンバvs大分:3-1でガンバが勝利
  • 名古屋vs金沢:1-0で名古屋が勝利
  • セレッソvs仙台:3-2でセレッソが勝利
  • 鳥栖vs熊本:3-2で鳥栖が勝利
  • 神戸vs山口:2-1で神戸が勝利
  • 柏vs徳島:2-1でが勝利
  • 広島vs横浜FC:5-0で広島が勝利

J2のチームに苦しめられながらも、順当に勝ち星をあげたのは上記9チームです。

 

 

J1同士の対戦は2試合

  • 湘南vs磐田:0-1で磐田が勝利
  • 清水vs京都:0-1で京都が勝利

 

J1同士の対戦となった湘南vs磐田、清水vs京都は、いずれも現在のJ1での順位が上位チームが勝利する結果となりました。

 

 

ジャイアントキリングが起きたのは5試合

  • 札幌vs甲府:1-2で甲府が勝利
  • 川﨑vs東京V:0-1で東京Vが勝利
  • FC東京vs長崎:2-3で長崎が勝利
  • 横浜FMvs栃木:0-2で横浜FMが勝利
  • 浦和vs群馬:0-1で群馬が勝利

 

下位カテゴリーのチーム上位カテゴリーのチームに勝利することをジャイアントキリング(大物喰い)といいます。

 

天皇杯3回戦では5試合でジャイアントキリングが起こりました。

 

昨年のJリーグ天皇杯で優秀な成績を残し、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)にも出場している川﨑横浜FM浦和神戸の4チームのうち、神戸以外の3チームが3回戦で姿を消したことには驚きを隠せません。

 

これだけ多くのJ1チーム、しかもJ1上位のチームが敗れたことで、「J2の方が強いんじゃない?」といったコメントも見受けます。

 

この意見には、私は全く同意できません。

 

というのも、J1上位クラブは世界でも戦える力を持っているからです。

もちろん、ヨーロッパのトップレベルでも上位かと言われると、その点は否定せざるをえません。

 

ただ、2022年度のACLでも3チームがグループリーグを突破していることを忘れてはいけません。

 

また、柏やガンバがJ2昇格初年度でのJ1制覇を成し遂げたことはありますが、大半の昇格チームはJ1で苦戦し、すぐにJ2に降格してしまうことも多いです。

 

それだけ、J1というカテゴリーはレベルが高いです。

 

 

ジャイアントキリング天皇杯ならではの魅力

では、なぜジャイアントキリングが起きるのかというと、一発勝負だからこそだと思っています。

 

上のカテゴリーのチームと試合をする機会は少なく、公式戦では天皇杯だけです。

ルヴァン杯には、J2から2チームのみ出場していました。)

 

そうなると、上位クラブを倒すために徹底的にスカウティングをし、対策を練ります。

また、選手のモチベーションにも違いはあるはずです。

 

 

ジャイアントキリングは毎年のように起きている

ご存じの方も多いかと思いますが、ジャイアントキリングは毎年のように起きています。

 

2021年度には、関西1部のおこしやす京都が広島を5-1で破る大金星をあげています。

関西1部というと、5部リーグに該当します。

 

また、2017年には筑波大学蹴球部が仙台、福岡を破りベスト16に進出しました。

当時のメンバーには、日本代表の三笘薫選手や柏レイソルの戸嶋祥郎選手も出場していました。

 

より遡ると、敗北は喫したものの、市立船橋高校横浜FMPK戦まで持ち込んだという過去もあります。

 

4回戦は7/13に開催

話は脱線してしまいましたが、3回戦で勝利した16チームは7/13に4回戦を戦います。

 

  • 東京V vs磐田
  • 福岡vs長崎
  • 鹿島vsガンバ
  • 名古屋vsセレッソ
  • 栃木vs京都
  • 鳥栖vs甲府
  • 神戸vs柏
  • 群馬vs広島

 

4回戦の組み合わせは、上記の通りです。

 

ベスト8に進出するのは、どの8チームになるのでしょうか。

 

 

2022年J1リーグ前半戦についての記事を書きました。
ぜひこちらも読んでください!

 

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