2026年のW杯はアメリカ・メキシコ・カナダの3カ国共同開催に
2026年のW杯はアメリカ・メキシコ・カナダの3カ国共同開催に
6/16に2026年のW杯開催地が決定しました。
アメリカ・メキシコ・カナダの3カ国共同開催となります。
アメリカは1994年以来2回目、メキシコは1970年・1986年以来3回目、カナダは初めてのW杯開催国となります。
複数国での共同開催は、2002年日韓W杯以来になるので、24年ぶりです。
試合の開催都市も発表
開催国でなく、試合が開催される都市も発表されました。
アメリカ
メキシコ
カナダ
ここで気になるのは、移動距離の多さです。
いずれの国も国土面積が非常に広く、カナダが2位、アメリカが3位、メキシコは13位です。
(日本は61位です。)
W杯出場枠の変更
2026年のW杯から、本大会への出場国枠が大幅に増えます。
「32」→「48」となり、16チームも増えることになります。
出場国枠
ヨーロッパ:「13」→「16」
南米:「4.5」→「6」
アジア:「4.5」→「8」
北中米カリブ海:「3.5」→「6」
アフリカ:「5」→「9」
オセアニア:「0.5」→「1」
プレーオフは各大陸から1チーム出場。
2チームが出場権獲得。
開催国は予選が免除されることが濃厚ですが、現段階では正式には決定していないようです。
W杯予選に訪れる変化
前述した通り、アジアのW杯出場枠は4.5チーム8チームに増加します。
アジア最終予選は6チームが2グループに分かれているため、参加国は12チーム。
そのうち8チームが本大会出場となると、最終予選に進んだ半数以上のチームがW杯に出場できることになります。
近年、タイをはじめとする東南アジアのサッカー人気は高まっています。
2018年にJリーグベストイレブンを獲得したチャナティップ選手(現・川崎フロンターレ)や、2019年の横浜Fマリノス優勝時のレギュラーであるティーラトン選手(現・ブリーラム)など、日本で活躍する選手も増えています。
今大会は最終予選には進めませんでしたが、次のW杯ではW杯本大会出場を本腰を入れて狙ってくるはずです。
そうなると、アジアのサッカー人気・レベルをより一層高まるでしょう。
W杯については2つの記事を書いています。
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