【U-23アジア杯】日本代表は準決勝にて敗退。
U-23アジア大会。日本は準決勝敗退に。
現在ウズベキスタンで開催中の23歳以下のアジア杯。
日本代表はパリ五輪を見据え、21歳以下のメンバーにて参加していました。
準々決勝では23歳以下韓国代表に3-0で勝利し、優勝に向けての期待も高まっていました。
準決勝の相手は開催国ウズベキスタン
6/15に行われた準決勝。
相手は開催国であるウズベキスタン。
ウズベキスタンは日本同様、パリ五輪に向けて21歳以下のメンバーで臨んでいます。
ウズベキスタンでは観客が声を出すこともできるので、大アウェーであることが予想されていました。
ですが、準々決勝時にウズベキスタンサポーターがピッチに物を投げ入れて負傷者が出たこともあり、無観客試合での開催となりました。
当日は日本サポーター500人のみが入れるという、ウズベキスタン開催ながらも日本サポーターのみという状況でした。
コロナ陽性者が出て、難しい状況に
グループリーグにてサウジアラビアと引き分けたものの、ここまで順調に勝ち進んできたU-21日本代表。
試合前にコロナ陽性者が4人出てしまい、戦力的な痛手はもちろんですが、思うような準備ができなかったはずです。
実際に、「これまでのパスワークはどこへいってしまったのか」と感じる程にボールがつながらない試合展開となり、チャンスもなかなか作ることができませんでした。
もちろん、相手のプレッシャーも速く、技術があったことも間違いありません。
ジャロリディノフ選手のスーパーゴール
膠着した状況を打ち破ったのは、ウズベキスタンの10番ジャロリディノフ選手のスーパーゴールでした。
中央でボールを受け、左足から放たれたミドルシュートはシュート回転がかかりながらゴールネットを揺らしました。
このスーパーゴールには世界中から注目が集まっており、「メッシかよ!」という声も挙がっています。
ジャロリディノフ選手は現在20歳で、ウズベキスタンのタシュケントというチームでプレーしています。
16歳でプロデビューしていたり、以前はロシアの強豪ロコモティフ・モスクワに所属していた選手のようです。
決勝はウズベキスタンvsサウジアラビア
決勝戦は6/19に行われます。
ウズベキスタン、サウジアラビア共に今大会U-21日本代表が対戦しているチームです。
日本が勝利を逃した相手同士がどんな試合を見せるのでしょうか。
3位決定戦は日本vsオーストラリア
3位決定戦は6/18に行われます。
連戦だけでなく、コロナの対応もあったことで疲労はピークに達しているであろうU-21日本代表。
鈴木彩音選手や細谷真央選手、藤田ジョエル・チマ選手、鈴木唯人選手といったJリーグでも注目を集める選手が大勢いる日本代表。
また、今大会では出場機会が限られている松木玖生選手や中島大嘉選手もJリーグでの活躍が目立ちます。
現段階での実力だけでなく、大きなポテンシャルも秘める日本代表。
今後の日本サッカーのためにも、メダルの獲得に期待しましょう。